2025/10/15 10:12


General Research (ジェネラルリサーチ)
小林節正氏によるカプセルコレクションが25awより土曜日にメインアイテムが発売されました。
コアなファンが多いブランドなだけに、今後の展開も楽しみで仕方ありません。
Mountain Folks Tailoring (マウンテンフォークステイラリング)と読みます。
コンセプトは、可能な限り石油系の素材を使わない自然にフォーカスされたモノづくりが魅力のブランドです。

余談ですが、本日10/15は小林氏の手がけるブランドの2回目の展示会です。
日記を電車の中で書いています。
どんな作品が並ぶのか、追ってまたご報告をさせていただきます。

話は戻りますが、今シーズンの顔ぶれをご覧ください。
まずは、メインアウターからCut Away Jacketをご紹介させていただきます。



オリジナルファブリックのシャドー・グレンチェック・ツイードという素材が使われている表地。
こちらについて、リスナーの皆様や当店以外でもご購入を検討されている方に少しでも多くの情報が残せたらと思いますので、記します。

◼️原料について
英国羊毛100%を用いた、国内でもわずか1軒の機屋(はたや)だけが扱う特別な別注糸です。

◼️糸の特徴

◾︎-/6TOP 糸について
・ 「-/」は単糸を表す記号。 

・「6」は毛番手(Nm)を示し、トップ染めされた 6 番手の単糸という意味です。
・トップ糸とは、糸になる前の繊維の束(トップ)の状態で染色(トップ染め)された糸 のことを指します。


 ◾︎ 毛番手の考え方 

・1kg の糸で 1km の長さを「1 番手」とします。
・ 同じ 1kg で 2km の長さになる糸は「2 番手」となり、より細い糸ということになりま す。

・つまり、番手の数字が大きいほど細い糸、小さいほど太い糸です。 

◾︎表情と風合い
・ 太くて短い糸と、細くて長い糸を組み合わせることで、ホームスパン調(スラブ糸 のようなムラ感)の独特な表情を実現。

・英国羊毛特有の優れたクリンプ(縮れ)によって、ナチュラルなふくらみとしっかりしたコシ感が生まれます。

◾︎ 組織について 

・斜子織り(ななこおり) を採用。
・ 経糸(たていと)、緯糸(よこいと)の両方、または片方を複数本引き揃えて織る、 平織りの変化組織。

・織り目がはっきり見え、かごの編み方に似ていることから 「バスケット織り」とも呼ばれます。

・糸の間に微細な隙間ができるため、通気性に優れるのも特徴です。
・本来は絹織物で用いられる織りですが、木綿や化学繊維でも広く使われ、カジュ アルウェアやインテリア製品などにも採用されています。 



細かく情報を記載できたかと思います。
個人的にはお洗濯をしていただくことで、ツイード天然素材の良さと言いますか毛羽立つ空気感を楽しんでいただけるのではないかと考えております。
今回の日記でご紹介しているCut Away Jacketは個人的にも購入しましたので、次にこのアイテムの日記を記すときは、お洗濯をした後のエイジング感をご紹介できたら嬉しいです。





サイズは3サイズでご用意しております。
S,M,Lの展開

私は177cm/60kg(かなりの撫で肩)でMサイズをかなりゆとりがあるサイズ感で選びました。

リスナーが増える日まで、書き続けます。

Gallery KARIOCA 橋本